嶺間御嶽(ンニマムトゥ) 拝所
由来記によると、
昔、友利村の後ろにある「あまれ山」の麓(ふもと)に戸数わずかな村があった。ある夜、突然津波が押し寄せて、人も家も流されてしまった。ただ一人生き残った「大津(おおつ)かさ」という女は、嶺間山の上に小屋を建て一人で暮らした。ある時、東平安名崎の近くの宮度浜(みやどはま)に大和の難破船が流れ着いた。助かった男は人家を訪ね歩いて「大津かさ」と巡り会い、夫婦となった。二人は子孫に恵まれ、「あまれ村」という村ができた。しかし、彼らの住んで居た「嶺間山」も「あまれ村」も、どのあたりであったかは定かではない。
と記されている。
場所:沖縄県宮古島市城辺
地図記号:24.728992, 125.361175
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