漁師の豊漁と安全を祈願する海神祭(かいじんさい)は伝統的に旧暦の5月4日に行われるもので、今年の海神祭は6月6日。漁師たちはこの日をもって梅雨明けとする。

一般的にいう「大判振る舞い」のことを佐良浜の方言で「おーばんまい」と言います。

佐良浜港では、ハーリーの日や新造船が進水した日などに漁船の乗組員らが生カツオをぶつ切りにし、船上からそれを岸壁に訪れた住民らに気前よく振る舞ってきました。この日の「おーばんまい」は、漁港内で競い合った後に約500キロのカツオのぶつ切りを観客に投げる、気前の良い伝統的な祝儀の一つになる。

朝8時から始まる海神祭(ハーリー)は午前中に終わり、正午からは最後の余興である「おーばんまい」で締めくくりとなる。

残念ながらレースは見れなかったものの、なんとかこの「おーばんまい」には間に合ったので、その様子を動画にまとめたのでご覧ください。


 

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