台湾で旧正月を過ごした。滞在地は偶然にも先島諸島と同じ北緯24度ということで、ちょっと記しておこう。

今年(平成31年)の旧正月は2月5日なので、2月3日に台湾入りした。

台湾といえば首都台北が主流だが、私の行き先は台湾中部にある台中市(たいちゅう)だ。
私が暮らす島と同じ北緯24度に位置するが、緯度が同じとはいえ大海原と山岳を超えると空気の体感が少し違ってくる。気温が同じでもやや湿度が低く、年間通じて晴れ間が多い。台湾といえば年間通じて曇り空が多く、湿度が高いイメージが強かったが、それは台北でのことだ。

私は台湾の中でも中部に位置する台中市(たいちゅう)が一番好きだ。台中は台北・高雄に次ぐ3番目の都市で人口は約280万人。大規模な住宅開発が盛んで、新しい住宅街とマンションの建設ラッシュだが、一方で古い河川や住宅街をそのまま維持しながら趣向を凝らし、新しいトレンドを作り出す発想の豊かさがある。先進的なものと古き哀愁が共存し、独特の雰囲気を醸しだす街だ。私は台湾よりも台中の方が好きだ。

まぁ、前置きはそれぐらいにして、旧正月の様子を紹介しよう。
日本のおせち料理のように縁起を担いだ料理という訳ではないが、年に一度の親類縁者が集うおめでたい場なので多くの料理が食卓を埋める。基本的にはその家の女性たちが腕をふるって作るのだが、最近では料理屋さんに注文して自宅でそれを囲むことが多いようだ。変わらぬ習慣の中でもそのやり方は変化していくものです。これは日本もそうだ。

元旦の天気は快晴(公益路 勤美誠品綠園道)

元旦の天気は快晴(公益路 勤美誠品綠園道)

長文になると疲れるので、旧正月の続きは後ほど、、、。
 

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